Vital Information

水曜日、Oaklandにあるジャズクラブ、Yoshi'sに行って、Vital Informationのライブを観てきた。ツアーの最終日、最後のステージだったので、バンドも観客も最高の盛り上がりだった。パフォーマンスは申し分ない。というか、凄すぎてただただ唖然。Steve Smithのドラムは超人的だった。いつものハイハットだけのソロあり、5拍子でのインタイムソロあり、その他全曲ソロという感じだった。彼は最近、80年代を代表するロックバンド「Journey」のドラマーとして、ハリウッドで表彰されたらしい。当時、ロックバンドで演奏するのをあんなに嫌っていたのだが、20年の歳月が経っているのでまあ良いのだろう。しかし、あの左手だけで16分音符を刻みながら、右手と両足を自由自在に操るソロ、どうにかしてくれませんかねぇ。みていて「うわー」とただただ叫んでいました。Frank Gambaleのギターはやっぱり変態かと思われるほど。Tom Costerはノリノリのキーボード&アコーディオンで、途中ギターの音でソロを取っていたのだが、これがFrankよりもずっとギターらしくて笑ってしまった。アンコールが終わって照明が戻り、客が帰りはじめたのに、一部の客が再アンコールの手拍子をしていたら、なんとまた出てきてくれました。そしてもう一曲。最後まで残って得した気分。