帰ってきたMillerちゃん/INVINCIBLE

アパートのお隣さんの窓に、黒猫を良く見かけた。朝、つまらなそうに窓辺に座ってこちらを見たり、木に登っているリスを見たりしていた。
2,3週間ほど前になるが、アパートの入り口に張り紙があって、Millerちゃんという猫が逃げてしまった、ベランダから飛び降りて怪我をしているかもしれない、見かけたら電話してくれ、と書いてあった。部屋番号や猫の特徴を見ると、どうやらお隣さんの猫らしい。こちらもよく知っている猫だったので、どうしたのか心配だった。隣の家の人はさぞかし心配しているだろうし、気が気ではないだろう。
土曜日の朝、妻がふと窓から外を眺めて、「キャー」と叫んで、「Millerちゃんがいるよ!」というので、外を見ると、何事もなかったかのように、いつものように窓辺にちょこんと座って、外を眺めている黒猫が居た。Millerちゃん、帰ってきたんだ!良かったね。と声をかけたり、窓を叩いて注意を引こうとしたけど、ちらっとこちらに目を向けただけで、またつまらなそうに外を眺めていた。しかし、良かった。またあの黒猫を見て和むことが出来る、と思うと嬉しかった。まあ、こっちがどれほど心配しているかは、飼い主共々知る由もないことだけど。

日曜日、映画『INVICIBLE』を観る。毎年NFL開幕が近づきフットボールの季節になるとこの手の映画をやる。フィラデルフィアバーテンダー&臨時教師をやっている主人公が、地元イーグルスのトライアウトを受けて合格し、プロの厳しい洗礼を受けながらも活躍する、という実話に基づいたストーリー。まずまずいい映画だった。映像もBGMも70年代そのものと言う感じ。当時の雰囲気が良く出ていて好感が持てた。フットボールが本当に生活に密着しているなあと改めて思う。この時期にこういう映画を見て、シーズン突入の気分を味わうものなんだな。

NFLシーズンが近いということは、自動的に野球はシーズン大詰めということになる。8月の成績はここまで18勝6敗で飛ばしてきている。でも今日はTEXにいいところなく負けてしまった。Harenの調子がイマイチなのが気になる。打線も打てない日はこれでもかと言うほど、連鎖反応を起こして貧打線。まあこんな日もあるものだ。3連戦のカードで2勝していけばいい。LAAとのゲーム差5.5で、残り32試合。直接対決が最終盤に7試合残っていて、それまでに5ゲーム差をキープできればプレーオフ進出の可能性大だ。取り敢えず明日からのボストン3連戦。シアトルに痛めつけられたボストンを叩きのめしておこう。