ラスベガス旅行

３泊４日のラスベガス旅行から帰ってきた。よく遊びよく食べた旅だった。初日は、この旅の主目的だった、Cirque du SoleilのショーBeatles Loveを観た。これは大当たりだった。簡単に言ってしまうと、ビートルズの曲にあわせたサーカス・パフォーマンスショーなのだが、ビートルズのサイケデリックな歌詞をシルク風にアレンジして現実化してしまっているのが面白い。パフォーマンス自体が完璧なのはシルクでは当然なのだろうが、演出家がビートルズの曲に誘発されてやりたいことをやっている感じ。ステージ技術・音響設備、パフォーマンス能力、芸術性、そのすべてがビートルズの数々の名曲と一体となって独自の世界が繰り広げられてゆく様に引き込まれてしまった。他のシルクのショーと違って（BellagioのO「オー」しか観ていないが）、演じている人たちの表情が良く見えたのも良かった。但し、ビートルズが好きで歌詞もある程度知っている人でないと、イマイチ楽しめないかもしれない。こんなレビューも読んだけれども、これはビートルズの歌詞が分かっていない人が書いたものだと思う。ステージ上の演出とパフォーマンスはあまりにも歌詞に忠実なもので、「ビートルズの存在は目に見えない」などということは絶対無いと言える。個人的にはかなり気に入ってしまったです。とにかく、オープニングの「Because」には鳥肌が立ってしまった。

４日のうちの一日はレンタカーを借りてDeath Valley National Parkへ観光へ。Utahに住んでいたときに行く機会を作れなかったので、是非一度行ってみたかった。絶景の数々を眺め、久しぶりに大自然の中に放り出されたという感じがして、怖いような楽しいような何ともいえない感覚に襲われる。

そしてここが地球とは思えないような景色。

ここはなんと海抜マイナス85.5mだそうで。

レンタカーは普通の乗用車を予約したが、当日Jeepに無料アップグレードしてくれた。舗装されていないラフな道を結構走らされたので、これは助かった。夏になると気温は軽く50℃を超えるそうで、真冬の今がシーズンらしい。あちこちで、「水を携帯するように」という警告が目に付いた。ラスベガスに居ても皮膚と唇が干からびてくる程なので、ここでも猛烈に乾燥していたが、何とか無事に帰ってこられた。ジープのおかげだ。その代わり燃費の悪いこと。


肝心のギャンブルはというと、何とジャックポットを当てた！が、賭けていた金額が最低だったので、Progressiveに表示されている金額はゲットできなかった。あ〜、残念。しかしまあ、そんなもんかとも言えるよな。本当にジャックポットというものが当たることがあるというのが分かっただけで良しとしよう。う〜ん、でもちょっと引きずるなあ。結局、この大当たりがあったにもかかわらず、大幅なマイナスで終了してしまった。