Napaへ



土曜日、ナパへ行ってきた。12月にさぶちゃんと行った時に行けなかったGrgich Hillsワイナリーと、Carneros周辺のいくつかのワイナリーに興味があり、ここしばらく「ナパに行きたい病」にかかっていた。2月に入り、天気が良くて暖かい日が続いたので、思い切って行ってきた。
ナパはマスタードの花に覆われていて、冬とは別世界になっていた。ハイウェイを走っていると、黄色い花に目をとられる。
最初にGrigich Hillsへ。ここはシャルドネで有名なワイナリー。$5のテイスティングを頼んだのだが、リストにないワインをたくさん出してくれて大満足。メルローカベルネも上品で複雑で切れが良く、買いたかったけれど、ぐっとこらえてシャルドネとジンファンデルを購入。ジンファンデルは150年の古木から採れたというブドウを使っているものも試飲できたけど、これがまた旨かった。最後にグラス2個ももらって超満足だった。


一軒しか行ってないのに、春の風と田舎の美味しい空気のためか、もう結構酔っぱらっていた。昼飯をfumeというレストランでゆっくり食べる。ここも良いレストランだった。


次の目当ては、Carnerosにある、Artesaワイナリー。最近Pino Noirの美味しいのを飲みたかったので、Pinoの産地であるCarnerosのワイナリーに行きたかった。Artesaは凄いワイナリーだった。まず、外観がまるで日本の古墳みたいだった。そこからの長めは最高。

中にはいるとまるでそこは近代美術館かと思わせるほどきれいで、実際オブジェがたくさん飾ってあった。$10のリザーブテイスティングを試す。どれも旨い。特にPinoは思った通り美味しかった。匂い、口当たり、のどごしと、それぞれ違った感触が一つのワインで味わえる。奥が深いなあと思う。Pinoは$40でちと高い。そこで、メニューの最後の甘いワインをスキップして、$6のテイスティングメニューにある、安い方の$25のPinoを代わりにもらう。これが驚くほど奥行きがないワインだった。先に高い方を飲んでしまうと、安い方には戻れない。カウンターのお姉さんも、「$25の方は軽いわね。先に$40を飲んじゃダメよ」と言った。結局$40の方を買う。その代わり、$10のテイスティングフィーはサービスしてくれた。よしよし。


最後にCarnerosのSCHUGというワイナリーへ。もう相当酔っぱらっていたので、味は覚えていない。まあまあ美味しかったメルローを買った。帰りは妻が運転してくれた。感謝。結局この日購入したワインは↓こんな感じです。しめて$120。