Jerry Rice/どん底

昨日、Jerry RiceがDenverと1年契約をしたというニュースを聞いた。ローカルTV局のアナウンサーがインタビューして、「フットボールは1度引退したら、もう戻れるようなスポーツじゃないんだ。できることがあれば、もう一年がんばる。家族も後押ししてくれたし。」みたいなことを言っていた。自分としては、複雑な気分だ。あの、憎き駄馬のユニフォームを着てオークランドのコロシアムにJerry Riceが立っているところを、想像したくないのだ。それは、もうJerry Riceではあるけれでも、RaiderではないRiceなのだ。う〜ん、嫌な気分だ。プロの世界では仕方のないことなのだと割り切ってしまいたいが、簡単にできそうもない。A'sのTejadaがオリオールズの一員としてスタジアムに登場したときに、拍手で迎えられたが、そういうのは珍しいことだと思う。Riceにもそういう場面をプレゼントしたいけれども、よりによって駄馬だからなあ。さすがに無理だよなあ。


最近、MLB関連の情報を避けるようにしている。というのもA'sの負けっぷりがあまりにも良すぎるので。接戦をものにできない、序盤で大量点を奪われる、打てない、クリティカルなエラーをする、などなど。もう目も当てられないというのはこういうことなのだろう。メジャーで何年も勝ち続けるのは難しいと改めて思った。こういう年もあるさ。もちろん、まだあきらめた訳ではないけれど、勝てないときってのがあるんだろうな。歯車がかみ合わないようなときが。自分も含めて、今は耐えて耐えて耐えるしかないのだろう。


今週のワイン:TKくんが去年遊びに来たときに買った、Domaine Carneros 2002 Pinot Noir Avant Garde。口当たりがよく、深みもあり、でもフルーティなワイン。香りも最高だった。試飲したときは後味に苦味が残った印象があったけれども、実際に飲んでみたら全然気にならない。San Mateoのレバノン料理店シンバットで買ってきたファラフェルとの相性はばっちりだった。