危機一髪

今日は朝から雨。午後から風が強くなって会社が終わるころには、まるで台風のよう。出口を出ようとしていたら、ロビーの回転ドアが壊れている。ちょっと出るのをためらっていると、回転ドアの一つが強風を受けてはずれ、いきなり「バリッ」と凄い音がして、ガラスが一瞬にして粉々になってしまった。会社はベイの近くで風が強いとはいえ、まさかガラスが割れるほどとは。もう少し近くにいたら、粉々のガラスを頭から被るところだった。まさに、危機一髪。でも頭からガラスを被って、血だらけになったら、会社を訴えることもできたかも?と思うとちょっと残念(ウソです)。

家に戻ると、案の定アパートは停電。先進国アメリカのハイテク産業の中心(からちょっと外れているけど)でも、嵐のための停電は良くあることだ。ちょっと情けないけど。しかも不平等社会アメリカを象徴するかのように、アパートのコンプレックスの半分だけが停電している。何年か前の停電の時は、復旧するまで2日くらいかかったこともあった。が、何とか2時間で復旧。テレビでニュースを見て、ベイエリア全域が暴風雨に襲われていることを知る。自分が住んでいるところあたりが一番被害がひどいらしい。風の強さは、カテゴリー2に匹敵するらしい。やれやれ、これがカリフォルニアかよ、という天気だ。