Kidney Stone!?

土曜日、Tedさん夫婦とナパへ。ワイナリーを巡り、ランチを食べて、帰路につくとI-80は大渋滞。そこをなんとか抜けて、SFに近づくにつれ、下腹部に違和感が。Tedさんにハイウェイを降りてもらって、トイレに駆け込むがさっぱりしない。そのうちに、下腹部の痛みがひどくなってきた。土曜は日本に帰るガバチョさんの送別会を家でやろうということになっていたのに。。。
夜になっても痛みは収まるどころか、ますます激しくなってゆく。のたうちまわること2時間くらいか、家に来ていてくれたエーテーにいろいろ電話してもらって、病院を探してもらい、近所の病院のERに行くことにした。この痛み、今までに経験したことのないものだ。Uncontrolled Painとはこのことか。10時半くらいに妻に運転してもらってERへ。エーテーは「ERといっても2時間くらい待たされることもあるから、少し大げさにアピールして」とアドバイスをくれた。でもERでは全然待たされなかったので本当にラッキーだった。

個室に通されて、ドクターを待つ間もどうしようもなく痛かった。看護士さんが麻酔の注射をしてくれて、痛みは収まってゆくのと同時に、Dizzinessが襲ってきた。看護士さんは「痛いのとdizzyなのどっちがいい?」なんて冗談を言っていた。これは強烈な麻酔だった。もう睡魔と、朦朧とする意識の中で、ドクターと話をしたが、妻が通訳をしてくれて助かった。医学用語に不安があったけど、妻のおかげで意思の疎通ができた。??こんなはずではなかったのに、とどこかで不思議な気持ちがしたが、とにかく、妻にはひたすら感謝。

CTスキャンをしてもらって、ドクターの最初の仮説「Kidney Stone」が実証された。これがアメリカでの最初の疾病か。Kidney Stoneは「腎臓結石」のこと。原因が分かって安心した。午前1時半ころ、やっと帰宅。ふ〜っ、生きて帰れて良かった。そのまま寝て、日曜日はほぼ一日中睡眠。爆睡。ずっとふらふらしていたけど、これもあの麻酔のおかげか。そんな中で気がかりなのは、ERにかかって、いったいいくら請求がくるのか?だ。あーあ、ボーナスが。。。消えてゆくのか?そんなことを考えながらも、ひたすらに休んだ。

月曜日、痛みはなく、意識もハッキリとしていたが、大事を取って休養することにした。これから石が出るまで辛抱だ。出てゆくときに「Sand paperで削られるような」痛みがあるらしい。でも、土曜日の痛みに比べたら痒い程度だろう(と思いたい)。Tedさん、エーテー、わかちゃん、ガバチョさん、みんな心配させてしまってすみません。そしてありがとうございました。