ふらっとオークランドへ/ガーリックフェスティバル

土曜は朝起きて、チケットもないのにオークランド・スタジアムへ。トロントとの対戦でZitoが先発。MLBで最高のオフェンスを誇るトロントだけに、Zitoのピッチングがどうしても観たかった。それに、もしトレード期限が来て、Zitoがトレードに出されてしまったら(そんなことはないとは思っていたけど、万が一の場合も考えて)、今日がZito最後の日になってしまう、と思ったからだ。もちろん、余裕で当日券を買ってスタジアムへ。

試合が始まると、なんと初回にいきなりグランドスラムを打たれる。Glausにガツンと叩かれてしまって先行き不安だったが、Zitoはその後しぶとくトロント打線を抑えて援護を待つ。4回からは打線が奮起して、7-4で逆転勝ち!マウンドから降りると、スタジアムは「Zito! Zito!」の大合唱が沸きおきた。もう本当に大合唱だったんです。気がつくと自分も周りの観客と一緒にZitoコール。BOSやNYYではよくある光景だけど、オークランドではこんなことはめったにない。あまりにもZitoコールが続くので、Zitoがほんのチラッとだけどベンチから出てきてくれた。こんなことは本当に珍しい。粘りの投球には本当にしびれた。エースとはこうあるべきという投球内容だった。

日曜は早起きするつもりだったが寝坊してしまい、10時半ころに家を出て、ギルロイ・ガーリックフェスティバルへ。去年に続いて行って来た。ガーリックたっぷりの料理と、周辺のワイナリが出しているテイスティングコーナーが楽しみだ。

ロックが流れる調理場で、この豪快なフライパンさばき!本当に沢山の人出だったけど、暑さもそれほどではなく、去年よりは楽だった。ギルロイ周辺のワイナリは、気温が高いせいか、葡萄が緩んで(?)甘みを持っている感じだった。ピノもあったので試してみたけど、やっぱり甘さが引き立っていて、ちょっとドイツのピノに似ていた。ピリッと緊張感のあるワインではないけれども、$6のテイスティングでまずまず楽しめた。

今日からアスレチックスはLAAとの首位攻防戦。大事な緒戦をHarenの好投で勝ち取る。昨日のBradelyのサヨナラHRといい、今日のHarenといい、勢いを持続している。さあ、8月だ。アスレチックスのシーズンだぜぇ。