連休終了

今年の独立記念日の連休は特に遠出もせず、近場で過ごす。
出来事をまとめると、

SFのUSCIS Support Centerへ行って、グリーンカードの指紋採取。緊張したけど、あっさり終了。昼飯にNorth Beachで食べたサンドイッチが美味かった。グリーンカードまであと1年位か。とりあえず、EADとAdvance Paroleがもらえないと身動きが取れない。これはあと3ヶ月かな。

IRSから"Case Closed"の通知をもらう。税金関係でIRSから文句を言われた件だ。もちろん、ストック関係はW2にしっかり入っているのでこちらに落ち度はないのは自明なのだけれど、とにかくほっとする。

猫ちゃんたちは無事帰宅。延泊を余儀なくされた子もいてハプニングもあったけど、なんとかペットホテルを閉店できた。

SF Missionのペルー料理を食べる。

フライドポテトが入った炒め物。病み付きになる。

SFMOMA (http://sfmoma.org) へFrida Kahloの特別展を鑑賞。少しヘビーだった。

A'sは連休中五分の星で、LAAとは6ゲーム差に開いた。メンバーを見ると、開幕当初とは別のチームになっている。まるで1軍半のメンバーだ。これでよく勝ち越しているものだ。Chavez、Thomas、Mike Sweeny、Crosby。この4人のDL入りは痛い。オールスター明けに期待するしかないか。大きなトレードもありそうな予感がする。

マイナス一人プラス3匹

3週間滞在した客人は帰国してしまって、急に人口密度が低くなった感じ。その代わり、猫ちゃんたちが来てくれて賑やかになった。猫の方が多数を占める家になった。夜になって何度か起こされるので、慢性的な寝不足に耐えなければならない。でも、それを補って余りある程、猫ちゃんたちに癒されている。

先週は珍しく暑い日が続いて、夏になったなあと実感。MLBインターリーグの真っ最中なのも、夏を感じさせる一因。日曜日はA's vs FLAの試合を観戦。7-1の快勝で久しぶりに安心して見ていられた。何と行っても今のエースとも言えるDuchschererのピッチングが素晴らしかった。防御率はALでもトップクラスだろう。例によってA'sの選手はESPN等で全然話題にならないけれども。それにしても、LAAも負けないなあ。あのチーム、どうしちゃったんだろう。かなりの数の接戦をものにしていて、勝負強さを発揮している。ゲーム差を縮めるには直接対決で叩くしかない。来月のホームでのvs LAAがシーズンの行方を決める大事なシリーズになるだろう。

RaidersはWRのWalkerがラスベガスで強盗に襲われて怪我、というニュースで心配になったが、キャンプには参加できるだろうとの見通しらしい。しかし、タダでさえ手薄なWR陣なんだから、こういうニュースは非常に困る。Green Bay時代のWalkerは印象に残っているが、そんな活躍を期待していただけに残念だ。開幕までにきっちりと仕上げてこなかったら許さんという感じ。

先週末から原因不明の右肩痛+首痛に悩まされている。肩甲骨の内側が痛むのと、首を右前方に傾けると背骨まで痛みが走る。こういうときは、温泉にゆっくりつかってのんびりしたいなあと思うのだが、こればかりはこちらでは無理。ベイエリアに温泉もあるのだけれども、食わず嫌いというわけでもないのだが、どうも試す気にならない。やっぱり日本の温泉、それも地元の日帰り温泉が恋しくなる。

USCISからレターが来て、来月3日にSFのサービスセンターへ指紋の採取に来いとのことだ。永住権に向けて少しずつではあるが前進している。

今後の展望

来客中の我が家。客人は果たしてリラックスできているだろうか。帰国の目処が立ったので一安心だ。次のお客様はネコちゃん。果たしてリラックスしてくれるだろうか。滞在期間は2週間。何事もなければよいが。

A'sはインターリーグの@SFを3連勝。最近はもう調子がいいのか悪いのか分からない。ただ、明日からのアリゾナ3連戦は厳しい戦いになる。これを勝ち越せるようだと、心強いが。アリゾナの好投手連中を打ち砕くことができれば、見通しは明るい。そしてホームに帰ってマーリンズ。日曜日の試合を観戦予定。

土曜日に客人のリクエストでギルロイのアウトレットへ行った。途中、Testarossaに寄って今回配布分のワインを受け取る。Gary's Vinyardsはさすがに旨かった。しかし、Santa Lucia HighlandでGaryさんから飲ませてもらったのに比べると、スモーキーさが足りない気がする。これは樽の違いから来るのか、葡萄の違いから来るのか分からないが、でも十分複雑で、濃厚かつデリケートで、もうちょっと待つと旨くなるだろうなあと思う。

Testarossaの帰り道、ロス・ガトスで良く行くCafeに立ち寄ったところ、お店が変わってしまっていて驚いた。イタリア人らしきオヤジが面白い店だったのに。マキヤートが美味しかったのになあ。残念。新しいお店には日本に留学していたというアルバイトが居た。

ライブ関係の展望としては、Ivan Lins、Rippington's、Lee RitenourがYoshi'sに来る。夏にぴったりのラインアップである。

Thank you for the party

また暖かくなってきたベイエリア。滞在中の客人が主賓のパーティに行ってきた。いつものアーティスト宅でのパーティだったが、いつものように沢山食べて飲んで、楽しんできた。いつものように、一軒家っていいよなあと思う。「こっちに引っ越してきたら?」と言われるが、通勤にかかるコストを考えるとさすがに辛い。なにしろガソリン価格が半端じゃない。ユタ時代から比べると3倍になっている。でもとにかく楽しいパーティで、客人の人徳なんだろうな。

土曜日にはUさんちの夕食に御呼ばれした。餃子ディナーだったんだけれど、手作り餃子がうまいこと。ビールによく合うし。で、Uさん一家の一時帰国中に、猫たちを預かる話になっているのだけれど、4匹の猫たちがみんな個性的で面白い。猫ちゃんたちが家に来てくれるのが楽しみだ。

A'sも週末はお祭り騒ぎのような勝ち方だった。延長でMark Ellisのサヨナラ満塁弾。しかし、LAA相手に1-2で負け越し。同じDivisionのライバルたちに大きく負け越していることが、後々響いてこなければ良いが。

何が悪いのか

分からないことが二つ。

一つは枝豆。まいた種が発芽しないようだ。もう3週間経つが、一向に芽が出ない。このところベイエリアは寒い。やっぱりここは野菜の発育には向かない気候なのではないだろうか。朝夕の冷え込みは相当なものなので、夜は室内に入れていたが、買ってきた土が悪いのか分からないが、小さな虫が沢山出てきたので、ずっと外に出しておくことにした。種は諦めたが、買ってきた苗の方も、どうも発育がおかしい。花が咲いたと思ったら、あっという間に豆が出来てきていた。もう少し時間がかかるものと思っていたのだが。夏に枝豆で一杯のつもりだったが、実現しないかもしれない。

もう一つは、例によってAthletics。5月中は良く負けた。LAAと3.5ゲーム差の2位。A'sの場合、テレビ中継がない試合が結構あるのだが、そういうときに限って勝つ。テレビ中継があると、何故かダメダメ。ボストンに3連勝した後に、トロント、テキサスと1-2。6月はホームゲームが多いので、月が替わってツキが良くなることを祈る。まずは今月2連勝中なので、この勢いでホームゲームを勝って行って欲しいところだ。とにかく、オフェンスを何とかして欲しい。

明日から来客を迎えて賑やかになるのかな。

連休終了

Memorial Day Weekendの連休が終わった。今年は遠出せずに、近場で過ごした。

金曜日の夜、サンフランシスコでCurse of the Starving Classという演劇を観にいった。妻が見たいと行っていたものに付き合っていったのだが、意外に面白かった。テーマとしては古いものかもしれないが、古い時代のアメリカの一面を映し出していて、現在でも十分説得力があるのではと思う。アメリカで演劇を観たのは初めてだったが、非常にレベルが高く、さすが本場という感じ。

土曜日はMcAfee ColiseumへA's vs Red Sox戦を観にいった。Justin Duchschererが8回を1安打の好投で完封勝ち!Beckett(綴り自信なし)を相手に堂々と投げ勝った。もう少しでノーヒオッターっていういい試合を観た。これまでRed Sox戦はプレーオフを含めて3試合観戦しているが、3連勝。ボストンが相手だといつもボストンファンで埋め尽くされる感じで気分が悪いのだが、この連中をシーンとさせてくれたJustinに感謝感謝である。ボストンファンって礼儀知らずが多くて、通路を通るときも席を立って通してあげているのに、挨拶の一つもない。アウェーだってのに、声援はボストンファンのほうが大きいし。でもこの週末は、A'sが3連勝でRed Soxをスィープしてくれた。これほど嬉しいことはない。

月曜日はSausalitoへ行って、お昼を食べて街をブラブラ。観光客になった気分で歩いてみた。気楽でリラックスした一日で鋭気を養う。

Santa Lucia Highlandsへ

土曜日に、Second Annual SLH Winegrowers' Galaに参加した。これは、Santa Lucia Highlands(SLH)のワインメーカーが1年に一度集まってテイスティングをさせてくれる催しで、Paraisoワイナリの倉庫を開放して開催された。Testarossaにいったときにチラシがあったのをもらってきて知ったのだが、入場料が破格の$85だったので、直前までどうしようかと迷った。でもSLHに行くまたとない良い機会なので、思い切って参加することにした。結果的には、これが大正解だった。

Santa Lucia Highlandは、カリフォルニアにセントラルコーストと呼ばれる地域なのだが、実際はSalinas盆地の西側の山麓に広がるところ。家から2時間弱のドライブだ。PisoniやGrary's、Rosella's、Sleepy HallowなどのVinyardsはTestarossaでお馴染みで、どれも一流のPinot Noir葡萄をいろいろなワイナリーに提供している。どんなところなのか、一度は行ってみたいと思っていた。

開催地Paraisoワイナリーの入り口。

山の中腹からの眺め。天気が良くて気持ちよかった。

結構な人が集まった。もっと少ないんじゃないかと思って心配していたのだが。

高い入場料だけあって、お金持ちそうな人が多かった。それでも、どのワイナリーも気さくな感じで、アメリカならではの敷居の低さを感じさせる。↓この写真には、Gray Pisoniさんが写っていた。

どのワイナリーも上質のワインをこれでもかと注いでくれた。中にはグラスの3分の1程度まで注いでくれたり。ワインの値段を考えると、十分元を取れたんじゃないかと思う。念願のTalbottのPinot Noirを飲めた。シャルドネも最高だった。

飲むのに忙しくて食事はそれほど取れなかったが、気持ちよく過ごせた。

飲んだPinot Noirはどれも良かったが、印象に残ったものを挙げておく。

ここはGary'sとRosella'sの元締めのワイナリなのだが、一度も飲んだことはない。今回は、2006 Pinot Noir, Pisoni Vinyardを飲ませてもらったが、最初に飲んだせいもあるが、印象に残っている。スモーキーさがあって、2006とは思えない成熟ぶり。舌の上で柔らかく、喉では強く感じられる。色がもう赤というよりは灰色かかった紫のようで、特徴的。

かの有名なPisoni畑を有する。本家の2006 Pisoni Pinot Noirも芯の強いがっしりしたワインなのだが、それでも口当たりが良く、シルキーさがたまらない。それにしても複雑な味で余韻も長くて、さすが本家といった感じ。

今回初めて飲んだTondre。ここもいろいろなワイナリに卸しているので、自分のワインは300ケースしか作らないとのこと。Pisoniに負けないくらい複雑なのにとても飲みやすい。オーナーのJoeさんと暫し話をしたけど、とても実直で良い人だった。そのうちに、「これはまだボトルに入れて1ヶ月のものなんだけど」といって、2006のPinot Noirを飲ませてくれた。それが複雑さを出す前の、瑞々しくてビビッドで、フルーティさを前面にした素晴らしい味だった。リリースは今年の晩秋だそうだ。でもこれが飲めたのはラッキーだった。

どのワイナリーの人たちも気軽に名刺をくれた。

会場をうろうろしていたら、「Hey! You」と呼び止められて、びっくり。何とTestarossaに勤めていたナタリーちゃんにバッタリ出くわす。今は別のワイナリーに移ってOperationas Managerに出世したそうだ。

帰りは例によって妻に運転してもらった。飲みすぎてしまったが、楽しくて美味しい週末の一日だった。